北欧はスウェーデンという安定の良メロディ産出国で2016年にデビューアルバムをリリースしたエモ界の新星、本作は3年ぶりにリリースされた2ndアルバムThe Movie (2019)。
パンキッシュな音をベースとしながら煌めくギターは間違いなく、Algernon Cadwalladerから連綿とつながるエモリバイバルの系譜。American Footballを彷彿とさせるイントロから始まる”The Movie”やポップソングの象徴「パパパ」フレーズを取り入れた”Indoors”、全体から感じる疾走感は、エモ~パワーポップ~メロディックパンクファンにアプローチできるであろう良作となっています。
Pitchforkのレビューも8.0と高評価。知名度はこれを機にこれから上がってくるかも?フィジカル(LP)は少数生産らしく、日本ではインディー系に強い専門店でしか手に入らなさそう。