Apple Musicでエモいバンドを聴いていたら「同じタイプのアーティスト」とレコメンドされて辿り着いたアメリカ・ミシガンのエモバンドCharmerによる1stアルバムCharmer (2018)。
バンド名はポケモンのプクリン(Wigglytuf)のわざ「あまえる」(charm)から取ったらしい。レーベルはThe Promise Ring、Mineral、Texas Is The Reasonの名前を挙げて、彼らの「ミッドウエストエモ」(90年代エモ)属性を推しているようです。インタビュー記事を読む限り、彼ら自身はそこまでミッドウエストエモの影響を受けてる感じはなさそうですが、自らのジャンルを「エモ」と言っているところを見ると、カテゴライズに対する嫌悪感はなさそうです。
肝心の音の方は、90年代のエモバンドの音をよりメロディックに現代流にアレンジしたエモ~インディーロック。アルバムは10曲24分とパンク/ハードコアばりに短いので、サクッと聴けます。Modern Baseballのメンバーによるレコーディング&リマスタリングということで、そっち方面に食指が動くファンにもおすすめです。まだ大学を卒業したばかりで若いので、これから注目のバンド。