2010年前後から始まったエモリバイバルムーブメントを代表するバンドのひとつで、2011年に解散したSnowingが再結成してまさかの来日。というか、来日のために再結成。正直、そこまでハマったバンドではなかったんですが、この機を逃すともったいないと思い、来日公演に行ってきました。
ツアー2日目は新代田FEVER。この日はThe Firewood ProjectとSnowingのツーマン。招聘元のTHE LOST BOYSことハジメさん(The Firewood Project/malegoat)、いつも私が好きなバンド呼んでいただいて、本当にありがとうございます。
再結成+来日のオファーはSnowingから
来日の経緯をThe Firewood Projectの曲間に話してましたが、malegoatのUSツアーの時に遊んでくれたドラマーのJRから「Snowingで日本に行きたい」と連絡があって、以前Dogs On Acidとして日本に呼んだギターのNateに半信半疑で確認したら本当だったので呼んだとのこと。Snowing側からのアプローチだったそうです。
そもそも、NateがDogs On Acidで来日したときに「絶対に再結成はしない」と言ってたとのことなので、奇跡の来日。まあ、世の中に絶対はないということですね。
盛り上がりは最高のほぼ全曲ライブ
音楽性はCap’n Jazz→Algernon Cadwalladerの流れを継いだパンキッシュなエモバンドですが、ライブは音源以上でした。エモバンドというか、むしろパンクバンド。開幕”I Think We’re in Minsk”から観客は大盛り上がり、そもそも”So I Shotgunned a Beer and Went Back to Bed”と”Damp Feathers”ぐらいしかおとなしめの曲ないですからね。ラストの”Sam Rudich”では、ギターを叩きつけてフィニッシュ!アンコールなし!持ち曲はほぼ全曲やりました。たぶん”Memo Yeah That’s Fine Man”と”Could Be Better Forever”以外は。
観客は先々週に同じFeverで観たSuperchunk(満員)の7〜8割ぐらい、外国人も多くて全体の5%ぐらいはいたんじゃないかな。キャリア30年以上のSuperchunkと比べては失礼ですが、観客の盛り上がりは半端なかったですね。カルト的な人気があるのも納得です。
追加公演ではフロアライブの再現も
この日の2日後は、なんとYouTubeで観られるフロアライブの再現!新宿NineSpice(キャパ200人)で100人限定、アツいだろうな…。
この日のSnowingのセットリスト
2019/11/26(火)東京・新代田 FEVER
OPEN 19:00 / START 19:30
ADV 3,800 DOOR 4,300
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01. I Think We’re in Minsk
02. Why Am I Not Going Underwater?
03. Kj Jammin
04. Mark Z. Danielewski
05. Big Weed
06. Malk It
07. It’s Just a Party
08. Scherbatsky
09. Kirk Cameron Crowe
10. You Bring Something… No
11. Pump Fake
12. So I Shotgunned a Beer and Went Back to Bed
13. Damp Feathers
14. Methuselah Rookie Card
15. Important Things (Specter Magic)
16. Sam Rudich
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09,14,15,16 from Fuck Your Emotional Bullshit (2009)
01-04,06,07,10,12,13 from I Could Do Whatever I Wanted If I Wanted (2010)
05 from 1994! / Snowing / Boys and Sex / Algernon Cadwallader – Summer Singles (2011)
08,11 from Pump Fake / Scherbatsky (2012)
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