90年代前半に「In the Presence of Greatness」(1991)「Teenage Symphonies to God」(1994)とギターポップ~パワーポップの名盤を生み出したVelVet Crushがオリジナルメンバーで来日。別プロジェクトで中心メンバーのPaul ChastainとRick Menckはちょいちょい来日しているようですが、Velvet Crushとしての来日は何年ぶりなのでしょうか。
この知らせを聞いて、チケット購入して行ってきました来日公演。今回は東京・大阪のみの2公演、チケットは前売りで7,800円と少々値は張りましたが、観られるときに観ておかないと次があるかわからないので…思い切りも大事ですね。
会場にはリアルタイムでベルクラを聴いていたであろう40代以上のお客さんが多く見られました。チケットも高めだったということもあり、若い人は少なかったかな。入りは8割ぐらいでしたかね。当日券も出たようです。
開演時間の19時になろうかというところで、会場が暗転し、メンバー登場。今回のメンバーはPaul Chastain(Vo/B)、Rick Menck(Dr)、Jeffery Jeffrey Underhill <旧姓:Borchardt>(Gt)のオリジナルメンバー3人にJason Victor(Gt)が加わった4人編成。ギターポップ~パワーポップの名盤「Teenage Symphonies to God」(1994) から25年、感慨深い人も多かったのではないでしょうか。
当然、公演も盛り上がりました。セットリストも1stと2ndからの曲が中心でお客さんの満足度も高かったと思います。個人的には、5曲目の”Why Not Your Baby”あたりから盛り上がりましたね。新加入のJasonがかなり仕事をしていたというか、弾きまくってました。RickとPaulはMCで少ししゃべったんですけど、Jefferyは一言もしゃべりませんででした。が、終始ニコニコしながらプレイしてました。”Play for Keeps”や本編最後の”Drive Me Down”はやはりアガりましたね。
アンコールは1stアルバムの冒頭を飾る”Hold Me Up”とThe Undertonesのカバー、ダブルアンコールはVelvet Undergroundのカバーを演って終演。Soft Sounds (2002)からは1曲もなかったかな?セトリは大阪と同じようだったようですね。作品は2004年のStereo Blues以来リリースされていないようですが、Velvet Crushとしての制作活動の再開も期待してます。
VELVET CRUSH “REUNION” Japan Tour 2019
2019/10/2(水) 東京・渋谷CLUB QUATRRO
OPEN 18:00 / START 19:00
ADV ¥7,800 / DOOR¥8,300
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01. Window to the World
02. My Blank Pages
03. Ash & Earth
04. Do What You Want
05. Why Not Your Baby
06. Blind Faith
07. Play for Keeps
08. Think It Over
09. Goin’ to My Head
10. Time Wraps Around You
11. Atmosphere
12. B-Side Blues
13. Elevator Operator
14. California Incline
15. Drive Me Down
encore
16. Hold Me Up
17. Teenage Kicks (The Undertones)
double encore
18. What Goes On (Velvet Underground)
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01,03,06,15 from In the Presence of Greatness (1991)
02,05,10,11,16 from Teenage Symphonies to God (1994)
07,08 from Heavy Changes (1998)
09 from Free Expression (1999)
04,12,14 from Stereo Blues (2004)