90年代後半に「Four Minute Mile」(1997)「Something to Write Home About」 (1999)の2枚の名盤をリリースして「エモ」の代名詞的存在にもなったThe Get Up Kids。彼らが今年8年ぶりのアルバム「Problems」をリリース、来日公演を行いました。
最初は東京・大阪の2公演が発表され、東京公演は早々にソールドアウト。その後、東京の追加公演が発表され、3日間の来日公演となりました。今回行ってきたのはツアー初日の追加公演(スペシャルゲストとしてHusking Beeが参加)。The Get Up Kidsを観たのは、2013年に所沢航空記念公園で行われたフェス”tieemo”以来。来日もこれ以来かな?
会場に19時半ごろに到着すると、会場はほぼ満員。お客さんの年齢層も先日のVelvet Crushよりはさすがに若かったです。やはりHusking BeeとThe Get Up Kidsの客層は被っているようで、Husking Beeもお客さんはノリノリでした。演奏時間は40分ほどでセトリも良かったとか。
インターバルをおいて、20時ごろに満を持してThe Get Up Kidsが登場。冒頭”Satellite”から入るはずが、”I’m a Loner Dottie, a Rebel”から始まるトラブルはありましたが、後半の怒涛の2nd曲ラッシュ、特にアンコールのラストは3曲の盛り上がりはすさまじかった。アンコールの1曲目の”Out of Reach”でコール&レスポンスをやり直したのはご愛嬌。
いや正直、期待してたよりも3倍良かったです。演奏も思った以上にアグレッシブで(前方では1stや2ndの曲でモッシュやダイブが起こってた)セットリストも新譜中心かと思ったら、1stと2ndが半分を占めるベスト的な選曲(下記参照)でした。
やはりベースはエモキッズに向けたバンドだと思いましたね。とても良かったです。
THE GET UP KIDS JAPAN TOUR 2019
2019/10/2(水) 東京・渋谷 TSUTAYA O-WEST
OPEN 18:00 / START 19:00
ADV ¥6,500
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01. I’m a Loner Dottie, a Rebel
02. Satellite
03. Better This Way
04. Shorty
05. Overdue
06. Woodson
07. Lou Barlow
08. No Love
09. Forgive and Forget
10. The Advocate
11. Coming Clean
12. Man of Conviction
13. Waking Up Alone
14. Campfire Kansas
15. Red Letter Day
16. Fairweather Friends
17. Action & Action
encore
18. Out of Reach
19. Holiday
20. Don’t Hate Me
21. I’ll Catch You
22. Ten Minutes
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04,08,11,20 from Four Minute Mile (1997)
02,15,17,18,19,21,22 from Something to Write Home About (1999)
06 The EP’s: Red Letter Day And Woodson (2001)
09 from Eudra (2001)
05,14 from On a Wire (2002)
12 from Guilt Show (2004)
03 from Kicker EP (2018)
01,07,10,13,16 from Problems (2019)