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M-2(EARIN)のレビュー評価│Bluetoothイヤホン

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北欧スウェーデンのイヤホンメーカーであり、フルワイヤレスイヤホンのパイオニア、EARINの新製品M-2。2017年8月発売とアナウンスされていた製品の発売日が、9月、11月、12月と延期になり、2018年1月にはThe Black Eyed Peasのwill.i.amの会社に買収され、予約していた人たちからは「本当に発売されるのか?」とまで言われていましたが、無事に2018年2月下旬発売されました。発売と同時に購入して使ってみたので、レビュー、評価してみたいと思います。

M-2のデザイン

カラーはブラックとアルミニウムの2種類。ハウジングはとても小さく、Yell AcousticのAir Twinsとほぼ同じ。いま発売されているフルワイヤレスイヤホンの中では最もコンパクトでスタイリッシュな部類と言えるでしょう。

収納ケース兼充電器ですが、メタル素材のスティックタイプ。スライドしてイヤホンを収納します。本体が小さいので収納するときや取り出すときには要注意。排水溝などに落としてしまうと目も当てられません。イヤーピースを変える場合、モノによっては入らない場合があるので、注意して選んだ方が良さそうです。(以下で検証)

M-2の音質

音質に関しては「こもっている」というレビューが多かったのですが、実際に聴いてみると確かにこもって感じました。1万円以下のAir Twinsや1万円台中盤のLiberty+と比べても明らかです。ですが、こちらはイヤーピースを変えると改善するという評価を見たので、以下の二つを買って試してみました。ちなみに、イヤーピースはウレタンチップが3サイズ、シリコンが1サイズ付属しています。

・SONY トリプルコンフォートイヤーピース(Mサイズ)
・final イヤピース Eタイプ(SS~LLサイズ)

SONYのはシリコンとウレタンの中間みたいなもの。触り心地が良いです。Mサイズはケースにしっかり収納できます。ウレタンのように耳垢も付着しません。finalのはシリコン。こちらもLLまでギリ収納可能です。

付属しているウレタンのイヤーピースで聴いてみると、Liberty+に比べると低音のインパクトはありませんが、高音、特にハイハットの音は、はっきり聴こえます。Liberty+が低音寄りならバランス型、と言ったところでしょうか。イヤーピースを変えてみると、ウレタンからシリコンに寄るほど、こもりは解消されますが、低音は弱くなります。自分はロック厨なので、多少こもりが改善されて、低音もそこそこ鳴るSONYのイヤーピースが好みでした。

M-2のBluetooth接続の安定性

本体の仕様はBluetooth 4.2 準拠。イヤホンと再生機の接続は、充電ケースから取り出すと自動接続、とだいたいのイヤホンは謳っていますが、その接続が安定しておらず、ワンタップ必要だったりするのが実情ですが、M-2はかなり安定しています。取り出し即接続の安定性はトップクラスだと思います。

<2019.1 追記>片方だけ接続される事象が多いです。やはりワンタップ必要ですね…
ファームウェアアップデート

ちなみに、このイヤホンは右左という概念がありません。内蔵したセンサーにより左と右を自動判別してくれます。これ便利。しかも、片方が壊れたり、失くした場合のために、片方だけの単体販売も予定しているというアナウンスもあったので、これは嬉しいですね。(Liberty+は買ってから数日で片方紛失、買い直しました…)そして、接続安定性ですが、こちらもLiberty+と同じ使用環境で比較してみました。

◆靖国通りの交差点
信号機が多く設置された大きい交差点だと、信号機の影響を受けてか接続が一時的に途切れることがあります。信号機近くで毎回途切れるとまではいきませんが、Liberty+よりも途切れる頻度は高かったです。

◆駅のホームの電光掲示板
Liberty+同様、途切れることはありませんでした。

◆新宿駅西口改札付近
JRの改札を出たところ、小田急、京王、地下鉄の乗り換えやらで人が常に行き交う場所ですが、途切れることはありませんでした。

◆秋葉原ヨドバシ
4Fのイヤホン売り場をはじめ、他の階もうろうろしてみましたが、途切れませんでした。

自分が使った感じでは、Liberty+の方が安定していると感じましたが、電波干渉が強そうな場所に頻繁に行かないなら気にならないレベルでしょう。フルワイヤレスイヤホン市場が発展途上の今の段階では、接続安定性はイヤホンによって大きく差が出ている状況ですが、次第にここは気にならないレベルになるのではなりそうですね。

※iPhone6を使用して検証。接続についてはデバイス側に問題があることもあります。3年以上使っていたiPhone6は、他のBluetooth機器との接続が途切れることも多々あったので。いまはiPhone6からiPhoneXに機種変して使っていますが、接続は安定しています。

M-2の使い勝手

表記上の再生時間は4時間。ケースで充電すると14時間まで使えるとのこと。これもぶっ続けで使用するシチュエーションがどれだけあるのかって話ですね。イヤピースへの充電時間は約75分、ケースへの充電時間は約90分となっています。

バッテリーは600mAhのリチウムイオン充電式。イヤーピースに3回充電可能です。防水・防塵の保護規格は、IP52。調べてみたんですが、以下のような表記と説明となっていました。防塵は6級、防水は8級が最高。一般に「防水」は3級以上なので、水には弱そうです。

防塵5級:有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)
防水2級:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)

また、「トランスパレンシー機能」という、音楽停止時に周辺ノイズを下げ、会話相手の声だけをマイクから拾うという機能があります。これはアプリから機能のON/OFFや音量調整などの設定が可能です。アプリは同期させるのが、ちょっと面倒だったかな。

アプリでは、イヤピースの電源ON/OFF、バッテリー残量の認識、音量調整、L/Rバランス調整などができますが、基本的には、この機能のON/OFFぐらいを設定するぐらいなので、不要です。そもそも礼儀として、人と会話するときはイヤホン外せって感じですが。ちなみに、専用アプリからイヤーピースのアップデートができるのですが、トランスペアレンシー機能はこれによりホワイトノイズが軽減されました。

イヤホン本体での操作はタップの回数で一時停止、曲送り、曲戻しが可能、また着信応答、音声アシスタントの起動もできます。ただ、電波干渉が多い場所でのタップは反応がイマイチでした。また、電池の残量が減ると効きにくくなります。

M-2の総合評価

Liberty+が14,980円なのに対して、M-2は32,180円と倍以上の値段がするので、コスパは決して良いとは言えません。音もややこもり気味です。しかし、ミニマルでスタイリッシュなデザインは唯一無二。使い勝手や接続安定性なども一定の評価はできると思うので、お金が出せるのであれば、M-2は十分に選択肢に入ると思います。私は購入して良かったと思います。

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