2018

進化する美メロ Mae - Multisensory Aesthetic Experience

投稿日:

2003年のデビュー作「Destination: Beautiful」でCopelandとともに美メロ系エモの先駆けとして、名を馳せたMae(メイ)。3枚のアルバムをリリース後、2010年に活動休止しましたが、まもなく2013年には再結成。

本作は再結成後のアルバムとして、解散前にリリースした3枚のEPのコンパイル盤に次ぐ2作目。通算で5枚目、古巣Tooth & Nail Recordsからのリリース。アルバムタイトルはバンド名の由来と同じく、ドラムのJacob Marshallが大学時代に唱えた理論から。

一部メディアからは「ピアノエモ」と呼ばれていますが、今作はそれほどピアノ感はありませんでした。そもそも、最近ピアノ感あったっけ?とこれまでのアルバムを聴き直しましたが、前作の最後の曲は13分超のピアノインストでしたね…。

今作はストリングスやエレクトロニクスが多様されており、これまでの作品より聴かせる内容。スケールはこれまでの作品より大きく感じました。もはや「エモ」というより「インディーロック」と呼ぶ方が適当でしょう。Dave Elkinsの温かみのあるボーカルを聴くと、Death Cab For CutieのBen Gibbardに近い感じがしました。

これまでの作品の流れを汲むような曲は上に置いた”Let It Die”だと思いますが、このアルバムを象徴する曲となると、”Kaleidoscope”か”Our Love is a Painted Picture”だと思います。ジャケのセンスは相変わらず良し。ちなみに、アナログはパープル&クリアの2枚組です。

-2018

関連記事

no image

海外メディア年間ベストアルバム2018

2018年も12月に入り、各メディアも今年の年間ベストアルバムを発表し始めたので、ここでまとめておきます。自分の年間ベストを固めた人も今年は音楽をあまり聴かなかった人もおいしいところだけつまんで聴いて …

Minus the Bear - Fair Enough

解散前のラストEP Minus the Bear - Fair Enough

Fair Enough EP by Minus the Bear 12月に解散するシアトルのインディーロックバンドMinus the Bearによる4曲入りEP。前作から引き続き、地元シアトルのSu …

Everywhen_Summer Singles

遅れてきたエモリバイバル Everywhen - Summer Singles

Summer Singles by Everywhen 日本でも根強い人気があるAlgernon CadwalladerやPrawnなどエモリバイバル界隈のメンバーからなる4人組による4曲入りEP。2 …